ChatGPT と Gemini、無料でどこまで画像生成できる?YouTube BGM の背景で比べてみた
目次(8項目)
2本目・3本目で予告した「画像生成の比較」、ようやくやってみました
2本目・3本目の記事で、「Google の Nano Banana と ChatGPT の画像生成を、近いうちに比較したい」と書いていました。今回はその宿題の回収です。
きっかけは、私が趣味で出している YouTube の作業用BGM。その背景に使う画像を、無料の画像生成AIで作りたかったんです。せっかくなので ChatGPT と Gemini の両方で作ってみて、使い比べをまとめました。
まず整理:「Nano Banana」って Gemini と別物?
実は私も最初、ここで混乱しました。結論から言うと、Nano Banana = Gemini の画像生成機能です。
「Nano Banana」は Google の画像生成モデルに付いた**通称(あだ名)**で、中身は Gemini アプリで画像を作る機能そのもの。SNSで話題になったときのニックネームが定着したものです。なので、Gemini で画像を作る= Nano Banana を使っている、という関係になります。
つまり今回の比較は、ざっくり言えば 「ChatGPT vs Gemini(Nano Banana)」 です。
今回の比較条件
できるだけフェアに比べたかったので、条件をそろえました。
- ChatGPT(無料プラン) と Gemini / Nano Banana(無料プラン)
- ほぼ同じ指示(プロンプト) で生成
- お題:夜のジャズカフェで作業する人の風景(YouTube BGM 用の 16:9 背景)
- どちらも人物は後ろ姿、あたたかい照明とコーヒー、という雰囲気
実際に作ってみた(生成した実物)
まずは、それぞれの生成結果を見てください。


一目でわかるのは、方向性の違いでした。ChatGPT は写実的で光の表現が濃く、Gemini はクリーンなイラスト寄り。どちらが良い・悪いではなく、狙う雰囲気で選ぶものだと感じました。
使ってみて感じた違い
3〜4回ずつ作ってみて、気づいた違いを表にまとめました。
| 観点 | ChatGPT(無料) | Gemini / Nano Banana(無料) |
|---|---|---|
| 画質・雰囲気 | 写実的で作り込みが濃い | クリーンなイラスト調 |
| 安定して作れるか | たまに生成できない時間帯あり | 安定して作りやすい |
| ウォーターマーク | なし | 画像にマークが入る(無料版) |
| 手軽さ | 数枚で上限になることも | サッと何枚も作れる |
作ってみて、リアルに困ったこと
体験してみないと分からなかった点も、正直に書いておきます。
まず ChatGPT は、トークンの上限に達していないはずなのに、画像生成だけできないことが何度かありました。数時間〜1日ほど待つと復旧するのですが、「今作りたい」というときに待たされるのは地味にストレスでした。イメージに近づけるために、それぞれ2〜3枚ずつ作って選ぶという試行錯誤もしています。
Gemini は、そのあたりが安定していてサッと何枚も作れるのが快適でした。ただ、無料版だと画像にマーク(透かし)が入るのが惜しいところ。用途によっては、このマークが気になる人もいると思います。
結局どっちを使った?
最終的に採用したのは ChatGPT です。私が作りたかった「夜のジャズカフェ」のしっとりした雰囲気が、ChatGPT のほうが好みに近かったからです。
ただ、前述のとおり ChatGPT が使えない時間帯もあったので、そういうときは Gemini で作った画像を背景に使ったこともあります。結果として、メインは ChatGPT、うまくいかないときは Gemini、という二段構えに落ち着きました。
これは3本目・4本目で書いた「AIは1つに絞らず、シーンで使い分ける」という話と、まったく同じ結論です。画像生成でも、得意な方をメインに、もう一方をバックアップに、が私の距離感でした。
まとめ:無料でも、ここまでできる
やってみて一番の発見は、お金をかけなくても、ここまでの背景画像が作れるということでした。
- 雰囲気・作り込み重視 → ChatGPT
- 手軽さ・安定重視 → Gemini(Nano Banana)
- どちらも無料には上限・マークなどの制約があるので、そこは割り切る
画像生成AIも、完璧に使いこなさなくて大丈夫です。まずは無料で1枚作ってみるところから、半歩先の楽しみが広がります。作った画像で、あなたの作業BGMや資料が少し楽しくなれば嬉しいです。
— ぽん
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